かまち


1977年8月10日、ひとりの少年が17歳の若さでこの世を去った。
真夏の昼下がり、半裸でエレキギターの練習に熱中しているうちに、
感電死したのだった。
彼の死後、ベッドの下からおびただしい数のスケッチブックやノート
が発見された。そこには、多感な少年の夢と憧れ、不安や惑い、怒り
といらだち、そして生きる喜びをたたきつけたような絵や詩句が
ちりばめられていた。少年の名は山田かまち。ここにあるものは短
い生涯をフルスピードで駆け抜けた少年のはげしい生の記録である。

青い炎 山田かまち作品集より


































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